部活動ニュース

カテゴリ:新体操

新体操部 三年生を送る会

3月16日、2名の3年生が卒業しました。

入学した日から、色々なことがありましたが、新体操を愛し、踊ることを心から楽しみ最後までよく頑張りました。

2人は先輩が引退してから、ずっと顧問と3人での練習の日々を過ごしました。団体では、先輩の背中をしっかり見て、どんなにきつい練習も決して弱音を吐かず、黙々と練習に励んだ選手です。

個人では、難しい技にも挑戦し、最後の代替大会では堂々と2種目踊りきることができました。

本来であれば、東陵祭の演技発表を最後に引退の予定でしたが、新型コロナ感染症の予防の観点から、文化祭の中止、その舞台に立つことができませんでした。そこで、後輩たちが東陵祭で踊る予定だった作品の振りを覚え、三年生の前で卒業の演技発表を行いました。三年生からは「本当は自分たちもこの作品を踊りたかった。だから悔しい。でも後輩のみんながこうやって形にしてくれて、嬉しかったし、自分たちもこんな風に踊っていたのかなと、部活の日々を思い出すことができた」という言葉がありました。

思うようにいかなかったことも多くありましたが、それも自分たちへの試練だと受け入れ、試行錯誤した一年だったように思います。

2人の姿を見て、また後輩たちも目標に向かって頑張っていきたいと思います。

技術よりも大切なもの。それを伝え続けてきた3年間。大きな成長を感じ、頼もしい3年生となり卒業していきます。部活を通して、学んだことや積み重ねてきた経験を今後の人生に生かし、彼女たちらしく夢に向かて頑張ってほしいと思います。(顧問 勝呂)

 

新体操部 活動報告

7月4日(土)に高校総体中止による代替大会新体操大会がこのはなアリーナで行われ、本校からも2名の3年生が出場しました。

3月から学校が休校となり、6月からの部活動再開。空白の3か月。その間に、高校総体の中止や東陵祭の中止の決定。

演技を披露する場を失い、3年生はこのまま引退するしかないのか、何か違った形で引退の場を設けることができないか、たくさん悩みました。こうして演技を披露する場をいただけたことに感謝の気持ちしかありません。

 感染防止のため、様々な制限がある中での開催でしたが、演技終了後すべての選手に会場から多くの拍手が送られ、温かい大会となりました。

 本校3年生の藤本、千野は個人2種目と団体(城北高校と合同チーム)に出場し、限られた時間の中で練習した成果を発揮し、最後までのびのびと高校生らしく堂々と踊りきることができました。演技終了後、彼女たちから「楽しかった」「ここまで頑張ってよかった」という言葉を聞くことができ、辛い練習や悩んだ日々すべてが報われた瞬間でした。

 ここで3年生は引退します。部活動を通して、技術はもちろん、それ以上に大切なことを学びました。その力を次はこの先の人生に生かし、そして、誰からも愛される素敵な女性になってくれると信じています。

 1,2年生は3年生からしっかりとバトンを受け継ぎ、また次の目標に向かってスタートします。試合に出られること、練習ができるという当たり前のことに感謝し、今後も頑張りたいと思います。(顧問:勝呂)