部活動ニュース

新体操部 三年生を送る会

3月16日、2名の3年生が卒業しました。

入学した日から、色々なことがありましたが、新体操を愛し、踊ることを心から楽しみ最後までよく頑張りました。

2人は先輩が引退してから、ずっと顧問と3人での練習の日々を過ごしました。団体では、先輩の背中をしっかり見て、どんなにきつい練習も決して弱音を吐かず、黙々と練習に励んだ選手です。

個人では、難しい技にも挑戦し、最後の代替大会では堂々と2種目踊りきることができました。

本来であれば、東陵祭の演技発表を最後に引退の予定でしたが、新型コロナ感染症の予防の観点から、文化祭の中止、その舞台に立つことができませんでした。そこで、後輩たちが東陵祭で踊る予定だった作品の振りを覚え、三年生の前で卒業の演技発表を行いました。三年生からは「本当は自分たちもこの作品を踊りたかった。だから悔しい。でも後輩のみんながこうやって形にしてくれて、嬉しかったし、自分たちもこんな風に踊っていたのかなと、部活の日々を思い出すことができた」という言葉がありました。

思うようにいかなかったことも多くありましたが、それも自分たちへの試練だと受け入れ、試行錯誤した一年だったように思います。

2人の姿を見て、また後輩たちも目標に向かって頑張っていきたいと思います。

技術よりも大切なもの。それを伝え続けてきた3年間。大きな成長を感じ、頼もしい3年生となり卒業していきます。部活を通して、学んだことや積み重ねてきた経験を今後の人生に生かし、彼女たちらしく夢に向かて頑張ってほしいと思います。(顧問 勝呂)