総合的な探究の時間

総合的な探究の時間

”Summer SDGs Terakoya ”(静岡県立大学との連携事業)DAY 2

DAY 1に続き、2日目は”curiosity”をテーマに、身近なところからグローバルな視点にも目を向けて”Questions”を1人10個以上考え、SDGsとのつながりを考えました。これらの質問から、研究テーマになりそうな”Research Question”を各自が考え、リサーチの手法を学びました。(Ideas) 

午後は、Reserch Question の答えを探すためのアクションをするために、大学構内を回りました。大学の教授や大学生にインタビューしたりコンタクトをとったり、大学の図書館を利用するといった初めての経験に緊張しましたが、マナーよく実践でき、多くのインタビュー結果を集めることができました。(Action)

”Curiosity”を大切にした1日。8月12日のプロジェクトに向けて、失敗を恐れずに”Give it a try”の気持ちで取り組んでいます。

*疑問に思うことを英語で付箋に書き出し・・・     *SDGsとつなげています。

                        

*このようなQuestions →SDGs シートができました。*リサーチクエスチョンを決めて大学生にインタビュー!   

           

*研究者の英語サイトを一生懸命読んでいます。  *最後は皆で共有しました。

 

             

 

    

     

 

 

”Summer SDGs Terakoya”(静岡県立大学国際関係学部との連携事業)DAY1

国際関係学部のJonathan DeHaan准教授と静岡東高探究活動推進課が企画した”Summer SDGs Terakoya (8/8,9,12)”が静岡県立大学、国際関係学部の教室を会場にして行われています。

1年生から3年生の希望者12名が英語を基本に行われる3日間に期待と不安の気持ちを抱えながらも、熱心に、楽しみながら取り組んでいます。このプロジェクトは”Ideas into Action”をモットーに「考え」ていることを「行動」につなげることを通して、”What do I want to become?”(どんな人になりたいか)を考えていきます。

1日目の午前はアクティビティーを通して自分自身と参加者の興味の共通点、相違点を知り、SDGsとの関連を考えました。和やかな雰囲気で行われているワークショップで、英語で伝える楽しさも実感しました。午後は、”Give it a try”の気持ちで、ペア、または個人で取り組むアクションを決めました。大学内で実践をしました。「やってみる」ことで「できた!」達成感を感じ、SDGsの実践は身近にあることを感じました。

明日のテーマは”Curiosity”(好奇心)。2日目も”Ideas into Action”していきます。

 

*”Terakoya”が始まります。DeHaan先生が入口にお迎えに来てくれました。

 

*みんなで共通点、相違点を発見していきます。

   

*やってみたいAction を共有し・・・(左)

*大学のカフェテリアの入口に”I'm HAPPY””I'm UNHAPPY”を掲示。通る人はどちらを通るかな?(右)

 

*”Piano Stairs”音楽が流れる階段作成中(左)*大学内のゴミのリサイクルでアート作成(右)

        

*”Kindness Bingo"を作ります        *”Ladder and Snake”で公平な社会を考えま

                        した。

         

 

*”Board Game” を考え中       *

 

 

       

静岡県立大学連携事業 環境生命科学科教授陣によるSDGs相談会

8月5日(金)16:00~18:00 2年生探究学習の「県立大チーム」の生徒たちが、チームに分かれて食品栄養科学部、環境生命科学科の谷晃教授、雨谷敬史教授、永井大介准教授からアドバイスをいただきました。1学期にチームで決めた仮のテーマについて事前に質問を考え、担当の先生から新たな視点の持ち方、研究の進め方について助言していただきました。チームリーダーを中心に活発に質問をすることができました。2学期の探究学習ではそれぞれのチームに学生がサポートに入り、探究学習を深めていきます。

相談会以外にも、大学生による構内の案内と教授による研究室の紹介が行われ、短時間でしたが、充実した時間となりました。

*食品栄養科学部棟の入口付近で記念撮影

*永井大介先生 相談会

*雨谷敬史先生 相談会

*谷晃先生 研究室紹介

 

1年生夏休み探究インタビュー(企業等訪問)

1年生は夏休みの課題として、市役所や企業等様々な事業所を訪問して探究インタビューを行っています。

この成果はチーム毎にGoogleスライドにまとめ、2学期の学習につなげます。

 

小学生対象の学習支援の取り組みをサポート

 

静岡市役所環境創造課でインタビュー

 

「子ども寺子屋」の取り組みについてインタビュー

 

 

三保海岸の環境保全活動参加

 

静岡県立大学連携事業 SDGs Terakoya 説明会 

8月8日(月)・9日(火)・12日(金)に静岡県立大学で行われる "SDGs Terakoya~Ideas into Action"の説明会が行われました。この事業は、連携している静岡県立大学国際関係学部と静岡東高探究活動推進課の連携事業で今年度初めての取組です。

"Terakoya"は江戸時代の「寺小屋」からきていますが、このプログラムでは「読む・書く」だけではなく、"Ideas into Action" つまり、 自分の考えを「行動に移す」ことで、学校の外の世界に目を向けて具体的なactionにつなげていきます。最終的には「自分自身がどんな人間になりたいか」「どんな生き方をしたいか」を考えていく、新しい”Terakoya”です。

Jonathan DeHaan 准教授からこの事業の意義、当日の日程の説明を英語でしていただきました。申し込みの締め切りは6月29日(水)です。

 

 

6/17 (金)2年生 17Goals Project

研究テーマ決定に向けて取り組んでいる2年生は、各活動教室で企業の方からSDGs講義を受けました。

テーマ設定に悩んでいるタイミングでの講義を通して、テーマ設定のヒントになりました。

①CWSジャパン 五十嵐豪様・西澤紫乃様 「気候変動とニューノーマル:私たちの新しい「当たり前」」

②エフエムわいわい 大城ロクサナ様「在日外国人の日本で活くるための情報発信の意味」

③ホープ・インターナショナル開発機構 松浦史典様「水」が起点になっているさまざまな世界の問題とは?

④ジャパンハート 近藤ゆふき様「国際医療支援とジャパンハートの活動世界」

⑤ケア・インターナショナルジャパン 菊地康子様「ジェンダー平等に向けた開発支援事業の取り組みと日本のジェンダー平等の状況」

⑥エフエムわいわい 金千秋様「阪神・淡路大震災からの27年の活動で見つけた「自分のまちをよくする仕組み」」

⑦英語チーム セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 川口真美様「考えよう 世界の子供たちの課題と私たちにできること」

⑧県立大チーム アクセプトインターナショナル 山崎琢磨様 「SDGsとテロ:紛争―ソマリアからのメッセージ」

 

6月10日(金)→17日(金)1年生:ミニ探究プロジェクト②・③

5月27日に聴講した各分野専門家の先生方による特別講義を受けて、チーム毎に紙芝居の作成・発表を行いました。

タイトなスケジュールでしたが、〈情報収集→課題設定・整理分析→まとめ表現〉という一連のサイクルを回し、

探究学習の流れをコンパクトに体験しました。

 

◆ミニ探究プロジェクト②紙芝居作成(6月10日)

 分担を決め、A4サイズの紙に発表内容を整理していきます。

 時間内に終わらなかった分は宿題です…。

 

◆ミニ探究プロジェクト③紙芝居発表(6月17日)

 紙芝居の位置を見えやすいように調整します。

 黒板を補助的に使用しています。

 プロジェクターで拡大投影して更に見やすいように工夫も。

東陵祭 SDGsルーム

静岡東高文化祭(東陵祭)2日目の6月4日(土)に「SDGsルーム」として展示をしました。

昨年度(令和3年度)の1年生と2年生(現2年生と3年生)の探究学習で、学年代表に選ばれた各学年8チームのポスターを展示しました。今年度の探究学習も、社会課題をみつめ、チームのオリジナリティーあふれたものになることを期待します。

5月27日(金)1年生:ミニ探究プロジェクト① / 2年生:課題研究テーマ決定①

今年度5回目の東陵セミナーの報告です。

1年生はミニ探究プロジェクト(全3回)の第1回目としてテーマ別講師による特別講義を聴講し、課題の本質を捉え、発見することを目的としました。今日の講義をもとに、次回は紙芝居づくりをします。

講師の先生方は以下の通りです。

①「教育・こども」 Study Like Playing 代表ひだまりカフェ主宰 松浦静治様

 

②「環境」静岡市沼上資源循環学習プラザ 環境啓発顧問・農学博士 重岡廣男様・大畑和代様

 

③「国際」独立行政法人国際協力機構JICA 静岡県デスク 黒柳優里様

 

④「格差」シングルペアレント101代表 田中志保様

 

⑤「まちづくり」一般社団法人草薙カルテッド 小林祐介様と学生

 

⑥「ジェンダー」静岡県立大学経営情報学部准教授 国保祥子様

 

⑦「防災」静岡大学 教育学部 准教授 藤井基貴様と学生 

 

⑧「デザインアート」38スタジオ 本原令子様

 

2年生は研究テーマ決定に向けて、チームごとにテーマに向けたブレインストーミングを行い、5W2Hを考えました。次回は、5W2Hシートをもとに、さらに課題を深く掘り下げて考えていきます。

 

 

5月13日(金)チームビルディング

1年生は前回行った「私のトリセツ」を、2年生は「探究テーマに関するSDGs」をもとにしてサイレントチームビルディングを行いました。1年生は①教育・子ども②環境③防災④格差・貧困⑤まちづくり⑥ジェンダー⑦デザイン・アート⑧国際 のテーマ別に、2年生はSDGsゴール別に①13気候変動・14海・15陸 ②7エネルギー・8働きがい・9産業・10不平等・12責任 ③4教育・6水・16平和と公正・17パートナーシップ④1貧困・2飢餓・3健康 ⑤5ジェンダー⑥11まちづくり 、と、静岡県立大学国際関係学部との連携、台湾内湖高校との交流を行う⑦英語チーム、静岡県立大学薬学部、食品栄養科学部・生命科学科、経営情報学部と連携して行う⑧県立大チーム に分かれて1年間、探究を行います。チームが決定し、いよいよ本格的に探究が始まります!

2年生「サイレントチームビルディング」探究テーマやアピールポイントを書いた紙を見せ合っています。