令和4年度末までの東高

卓球部 大会運営補助

 10月5日(土)にこのはなアリーナにおいてパラFIDジャパン・年代別オープン卓球大会2019が開催され、本校の生徒が大会運営補助役員として参加しました。

 顧問としては、このような素晴らしい大会に補助という形で関わる中で、学びを得てほしいと考えていました。結果として、生徒たちは率先して行動してくれ、こちらの期待以上に多くのことを感じてくれたようです。

 以下、生徒の書いた文章から一部抜粋します。

「参加者は、自分たちと何ら変わりない姿で試合をしていました。心のどこかで『障害』という言葉を重く見ていたのかもしれません。上位の方々はとても強かったですし、スポーツは障害の壁を超えると実感した瞬間でした。」

「心配していたトラブル等はなく、私達と変わらない1人の選手だと思った。逆に、勝った時に床に倒れてまで喜んだり、点を取るたびに大きな声で叫んだり、そういう勝利への真っ直ぐさは私達より上だなと思った。」

「今までは何も考えず進行遅いなとか思っていたが、運営の仕事をして体をあまり動かしていないのにとても疲れた。いつも私達が試合をしている時も休憩している時も運営は常に回っていて、それ以外にも組み合わせ会議等を行ったり、すごいと思った。とてもありがたいことだし、この経験がなければわからなかったと思う。だからこそ、これからも大会関係者・運営の方々への感謝の気持ちを忘れないようにしたい。否、自分が卓球できる環境を作ってくれた全ての人へ感謝の気持ちを持ってプレーしたい。
 大会を通して思ったのは、どの人もまっすぐ『勝ちたい』という気持ちを持ってプレーしているということ。私は試合の時、『勝たなきゃ』とか『負けちゃいけない』とか余分なことを考えてしまうが、今日の参加者はみんな正々堂々と卓球をしており、あのくらい真っ直ぐに卓球に向き合いたいと思う。」