総合的な探究の時間
「総合的な探究の時間」の充実に向けた新たな連携協定について
2023年9月29日(金)11時00分 於:静岡大学教育学部教育学部長室
新たな学習指導要領における「総合的な探究の時間」等の連携に向けて、本校及び静岡市立高等学校、静岡大学教育学部・教育学研究科、特定非営利活動法人しずおか共育ネットの三者にて連携協定を締結しました。
高等学校における「総合的な探究の時間」等における効果的な指導法や教材の研究・開発に取り組むことで、本校生徒が将来求められる資質・能力の育成に努めていきます。
静岡大学HP:https://www.shizuoka.ac.jp/event/detail.html?CN=9485
中日新聞Web:https://www.chunichi.co.jp/article/780319
夏休み☆静岡県立大学とのSDGs連携
夏休み中に、静岡県立大学とのSDGsに関する連携事業が行われました。
☆8月4日(金) 食品栄養科学部環境生命科学科の教授陣による「SDGs探究学習相談会」
「東陵セミナー」で“環境”をテーマに探究を進める2年生30名が県立大学環境生命科学科の先生方に直接アドバイスをいただきました。
☆8月7日(月)・8日(火) 国際関係学部 Jonathan deHaan准教授による「SDGs Terakoya」
英語を用いてSDGsについて考えアクションにつなげる2日間のプログラムに1~3年生の25名の生徒が参加しました。
★あなたの静岡新聞★
静岡東高生 英語でSDGs探究 静岡県立大と連携講座
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1294220.html
台北市立内湖高級中学との交流
令和5年7月11日(火)
総合的な探究の時間の一環として行われた台北市立内湖高級中学との交流が静岡新聞さんの記事として掲載されました。
★あなたの静岡新聞★
台湾生徒との対面交流 復活 静岡東高生「考え方の違いに驚き」 好きなアニメ紹介し合う
SDGs 探究学習に関わる発表会に参加しました。
今年度の探究学習の成果発表として、外部の発表会に参加したチームを紹介します。今年度の探究学習で学んだ多くのことを来年度の探究学習につなげていきます!
①WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)静岡県高校生グローバル課題研究ポスターセッション大会(三島北高校)
県内の高校から参加した23チームの中から、オーディエンス賞をいただきました。
★★オーディエンス賞1位★★
「子供たちを支える子ども食堂はどうあるべきか?」YANYAN:森野奈々花さん・各務綾夏さん・志太優子さん
★★オーディエンス賞 3位★★
「新エネルギーの可能性と私たちにできることは?」
帰ってきた!鈴木研究所EVO 鈴木理央さん・杉山瑞気さん・佐藤結己さん・今泉惺太さん
②SDGs Quest みらい甲子園 静岡県大会 ファイナリスト
130チーム応募した中から1次審査を通過し、ファイナリストとして16チームに選ばれ、ファイナルセレモニーに参加しました。
「みんなが過ごしやすい学校にするには」
Scramble:住吉ひなたさん・高島詩織さん・馬渕葉乙さん
1月20日(金)東陵セミナー
活動教室内でのポスターセッション大会がいよいよ来週に迫りました。
1,2年生とも、ポスターを仕上げたりリハーサルを行ったりと、仕上げの段階に入りました。
10月21日(金)台湾・台北市立内湖高級中学(内湖高校)オンライン交流会
2年生の探究学習で、英語で取り組んでいる生徒15名が内湖高校の1年生の生徒40名とオンライン交流会を行いました。5つのグループに分かれて、探究で取り組んでいる自分たちのテーマと、内湖高校の生徒が取り組んだ”One-month Plastic Free Challenge ”の2つのセッションを行いました。それぞれ、自分たちの取組をスライドにして発表し、疑問点を質問をし、それに答え、お互いに意見交換をしました。ドキドキしながらも、英語でやりとりし、あっという間に過ぎてしまった50分間でした。この交流をきっかけに、自分たちの研究を深めるとともに物事を考える視点を広げていきたいと思います。協働している静岡県立大学 国際関係学部の学生もアドバイザーとして参加しました。
★最初と最後はメインルームに集合し
★Group 4 SDGs Discussion
"What are the causes of poverty for children in Japan?"
質問に対する内湖高校の生徒の答えから、新しい視点を持つことができました。
★Group 5
"What are the causes of poverty for children in Japan?"
「貧困」についてお互いに考えることができました。
★Group 2 SDGs Discussion
”What are the effects of poor sanitation for the children in Haiti?
お互いの自己紹介タイムが盛り上がりました。
★Group 3
”What are the effects of poor sanitation for the children in Haiti?”
台湾では水道水は飲料水として使わないことにびっくり。
★Group 1 SDGs Discussion "How can we make our world a peaceful place to live?"
「平和」についても考えました。
9月30日(金)1年生東陵セミナー
いよいよ後期の探究が始まりました。
前回までの活動経験をふまえて、今日は研究課題について話し合いをしました。
まずは中間発表を目標にビジョンを具体化していきます。
担当の先生のアドバイスを参考に。
話し合いにも熱が入ります。
9月16日(金) 1年生東陵セミナー
1年生は夏休みに実施した探究インタビューのまとめをGoogleスライドで発表しました。
質問もGoogleフォームを使いました。
フードロスを減らそう~「もったいない」の考えを!
静岡県立大学、国際関係学部との協働事業"SDGs Terakoya”に参加した生徒たちが、東高でアクションをしています。テーマは”フードロスを減らそう~「もったいない」の考えを!”です。
昼休みに生徒や先生方が利用する購買の方にお願いをしポスターを貼らせていただきました。
"Summer SDGs Terakoya" ( 静岡県立大学との連携事業)DAY 3
"Ideas into Action"をテーマにして、身近なところからできることを考え行動していく取り組みも、いよいよ最終日です。静岡県立大学国際関係学部2年生の学生がリアルで、同大学卒業生で本校の卒業生(51期生)、3年生で本校卒業生(55期生)、4年生で中国からの留学生がオンラインで参加してくださり、様々なことにトライするときの心構えや、貧困の子どもたちを支援するプロジェクト”Project Azalea”の具体的な取組や困っていることに関してのディスカッションを行いました。卒業生や留学生と、いずれ迎える大学生活や将来を考え、有意義な時間でした。
午後は、待ちに待った最終プロジェクトのアクション。1."cuteness" と”beautiful”の違いに関するリサーチ 2. 水筒持参とフードロスをなくす呼びかけをするポスター作成 3.世界の文化とSDGsについて学ぶボードゲーム作成 4. 大学周辺の掃除 5. SNSでTerakoyaの活動を発信 の 5つに分かれて”idea”を”action”にうつしました。「実行できる小さなことから思い切って始めてみる」ことを通して、アクションすることの楽しさ、コミュニケーションをとることの大切さ、そして英語で取り組むことの楽しさなど多くを学びました。
SDGsはゴールではなくスタート。3日間の取り組みや学んだことをこれからの学校生活に活かし、多くの人に広めていきたいと思います。
*大学生、卒業生、留学生も参加して英語でディスカッション!
*ひとりひとりが付箋に書きだしたやってみたいactionをDeHaan先生が丁寧に解説し・・・
*今日できそうなactionを考えました。
*SDGsボードゲーム作成チームの発表シーンです。作ったゲームは学校で実行したいと考えています。
*大学の学生室にお願いをし、学生食堂に水筒持参とフードロスをなくす呼びかけポスターを掲示する許可をいただきました。多くの学生の目に入る場所を選びました。(東高でもやりたいな。)
*大雨の中、芝生広場にゴミ拾い。びっくりするものもあり、人々が無関心にごみを捨てるのはなぜ?と疑問に思い、掃除をもっとやりたい、と思いました。
*DeHaan先生、3日間ありがとうございました。
”Summer SDGs Terakoya ”(静岡県立大学との連携事業)DAY 2
DAY 1に続き、2日目は”curiosity”をテーマに、身近なところからグローバルな視点にも目を向けて”Questions”を1人10個以上考え、SDGsとのつながりを考えました。これらの質問から、研究テーマになりそうな”Research Question”を各自が考え、リサーチの手法を学びました。(Ideas)
午後は、Reserch Question の答えを探すためのアクションをするために、大学構内を回りました。大学の教授や大学生にインタビューしたりコンタクトをとったり、大学の図書館を利用するといった初めての経験に緊張しましたが、マナーよく実践でき、多くのインタビュー結果を集めることができました。(Action)
”Curiosity”を大切にした1日。8月12日のプロジェクトに向けて、失敗を恐れずに”Give it a try”の気持ちで取り組んでいます。
*疑問に思うことを英語で付箋に書き出し・・・ *SDGsとつなげています。
*このようなQuestions →SDGs シートができました。*リサーチクエスチョンを決めて大学生にインタビュー!
*研究者の英語サイトを一生懸命読んでいます。 *最後は皆で共有しました。
”Summer SDGs Terakoya”(静岡県立大学国際関係学部との連携事業)DAY1
国際関係学部のJonathan DeHaan准教授と静岡東高探究活動推進課が企画した”Summer SDGs Terakoya (8/8,9,12)”が静岡県立大学、国際関係学部の教室を会場にして行われています。
1年生から3年生の希望者12名が英語を基本に行われる3日間に期待と不安の気持ちを抱えながらも、熱心に、楽しみながら取り組んでいます。このプロジェクトは”Ideas into Action”をモットーに「考え」ていることを「行動」につなげることを通して、”What do I want to become?”(どんな人になりたいか)を考えていきます。
1日目の午前はアクティビティーを通して自分自身と参加者の興味の共通点、相違点を知り、SDGsとの関連を考えました。和やかな雰囲気で行われているワークショップで、英語で伝える楽しさも実感しました。午後は、”Give it a try”の気持ちで、ペア、または個人で取り組むアクションを決めました。大学内で実践をしました。「やってみる」ことで「できた!」達成感を感じ、SDGsの実践は身近にあることを感じました。
明日のテーマは”Curiosity”(好奇心)。2日目も”Ideas into Action”していきます。
*”Terakoya”が始まります。DeHaan先生が入口にお迎えに来てくれました。
*みんなで共通点、相違点を発見していきます。
*やってみたいAction を共有し・・・(左)
*大学のカフェテリアの入口に”I'm HAPPY””I'm UNHAPPY”を掲示。通る人はどちらを通るかな?(右)
*”Piano Stairs”音楽が流れる階段作成中(左)*大学内のゴミのリサイクルでアート作成(右)
*”Kindness Bingo"を作ります *”Ladder and Snake”で公平な社会を考えま
した。
*”Board Game” を考え中 *
静岡県立大学連携事業 環境生命科学科教授陣によるSDGs相談会
8月5日(金)16:00~18:00 2年生探究学習の「県立大チーム」の生徒たちが、チームに分かれて食品栄養科学部、環境生命科学科の谷晃教授、雨谷敬史教授、永井大介准教授からアドバイスをいただきました。1学期にチームで決めた仮のテーマについて事前に質問を考え、担当の先生から新たな視点の持ち方、研究の進め方について助言していただきました。チームリーダーを中心に活発に質問をすることができました。2学期の探究学習ではそれぞれのチームに学生がサポートに入り、探究学習を深めていきます。
相談会以外にも、大学生による構内の案内と教授による研究室の紹介が行われ、短時間でしたが、充実した時間となりました。
*食品栄養科学部棟の入口付近で記念撮影
*永井大介先生 相談会
*雨谷敬史先生 相談会
*谷晃先生 研究室紹介
1年生夏休み探究インタビュー(企業等訪問)
1年生は夏休みの課題として、市役所や企業等様々な事業所を訪問して探究インタビューを行っています。
この成果はチーム毎にGoogleスライドにまとめ、2学期の学習につなげます。
小学生対象の学習支援の取り組みをサポート
静岡市役所環境創造課でインタビュー
「子ども寺子屋」の取り組みについてインタビュー
三保海岸の環境保全活動参加
静岡県立大学連携事業 SDGs Terakoya 説明会
8月8日(月)・9日(火)・12日(金)に静岡県立大学で行われる "SDGs Terakoya~Ideas into Action"の説明会が行われました。この事業は、連携している静岡県立大学国際関係学部と静岡東高探究活動推進課の連携事業で今年度初めての取組です。
"Terakoya"は江戸時代の「寺小屋」からきていますが、このプログラムでは「読む・書く」だけではなく、"Ideas into Action" つまり、 自分の考えを「行動に移す」ことで、学校の外の世界に目を向けて具体的なactionにつなげていきます。最終的には「自分自身がどんな人間になりたいか」「どんな生き方をしたいか」を考えていく、新しい”Terakoya”です。
Jonathan DeHaan 准教授からこの事業の意義、当日の日程の説明を英語でしていただきました。申し込みの締め切りは6月29日(水)です。
6/17 (金)2年生 17Goals Project
研究テーマ決定に向けて取り組んでいる2年生は、各活動教室で企業の方からSDGs講義を受けました。
テーマ設定に悩んでいるタイミングでの講義を通して、テーマ設定のヒントになりました。
①CWSジャパン 五十嵐豪様・西澤紫乃様 「気候変動とニューノーマル:私たちの新しい「当たり前」」
②エフエムわいわい 大城ロクサナ様「在日外国人の日本で活くるための情報発信の意味」
③ホープ・インターナショナル開発機構 松浦史典様「水」が起点になっているさまざまな世界の問題とは?
④ジャパンハート 近藤ゆふき様「国際医療支援とジャパンハートの活動世界」
⑤ケア・インターナショナルジャパン 菊地康子様「ジェンダー平等に向けた開発支援事業の取り組みと日本のジェンダー平等の状況」
⑥エフエムわいわい 金千秋様「阪神・淡路大震災からの27年の活動で見つけた「自分のまちをよくする仕組み」」
⑦英語チーム セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 川口真美様「考えよう 世界の子供たちの課題と私たちにできること」
⑧県立大チーム アクセプトインターナショナル 山崎琢磨様 「SDGsとテロ:紛争―ソマリアからのメッセージ」
6月10日(金)→17日(金)1年生:ミニ探究プロジェクト②・③
5月27日に聴講した各分野専門家の先生方による特別講義を受けて、チーム毎に紙芝居の作成・発表を行いました。
タイトなスケジュールでしたが、〈情報収集→課題設定・整理分析→まとめ表現〉という一連のサイクルを回し、
探究学習の流れをコンパクトに体験しました。
◆ミニ探究プロジェクト②紙芝居作成(6月10日)
分担を決め、A4サイズの紙に発表内容を整理していきます。
時間内に終わらなかった分は宿題です…。
◆ミニ探究プロジェクト③紙芝居発表(6月17日)
紙芝居の位置を見えやすいように調整します。
黒板を補助的に使用しています。
プロジェクターで拡大投影して更に見やすいように工夫も。
東陵祭 SDGsルーム
静岡東高文化祭(東陵祭)2日目の6月4日(土)に「SDGsルーム」として展示をしました。
昨年度(令和3年度)の1年生と2年生(現2年生と3年生)の探究学習で、学年代表に選ばれた各学年8チームのポスターを展示しました。今年度の探究学習も、社会課題をみつめ、チームのオリジナリティーあふれたものになることを期待します。
5月27日(金)1年生:ミニ探究プロジェクト① / 2年生:課題研究テーマ決定①
今年度5回目の東陵セミナーの報告です。
1年生はミニ探究プロジェクト(全3回)の第1回目としてテーマ別講師による特別講義を聴講し、課題の本質を捉え、発見することを目的としました。今日の講義をもとに、次回は紙芝居づくりをします。
講師の先生方は以下の通りです。
①「教育・こども」 Study Like Playing 代表ひだまりカフェ主宰 松浦静治様
②「環境」静岡市沼上資源循環学習プラザ 環境啓発顧問・農学博士 重岡廣男様・大畑和代様
③「国際」独立行政法人国際協力機構JICA 静岡県デスク 黒柳優里様
④「格差」シングルペアレント101代表 田中志保様
⑤「まちづくり」一般社団法人草薙カルテッド 小林祐介様と学生
⑥「ジェンダー」静岡県立大学経営情報学部准教授 国保祥子様
⑦「防災」静岡大学 教育学部 准教授 藤井基貴様と学生
⑧「デザインアート」38スタジオ 本原令子様
2年生は研究テーマ決定に向けて、チームごとにテーマに向けたブレインストーミングを行い、5W2Hを考えました。次回は、5W2Hシートをもとに、さらに課題を深く掘り下げて考えていきます。
5月13日(金)チームビルディング
1年生は前回行った「私のトリセツ」を、2年生は「探究テーマに関するSDGs」をもとにしてサイレントチームビルディングを行いました。1年生は①教育・子ども②環境③防災④格差・貧困⑤まちづくり⑥ジェンダー⑦デザイン・アート⑧国際 のテーマ別に、2年生はSDGsゴール別に①13気候変動・14海・15陸 ②7エネルギー・8働きがい・9産業・10不平等・12責任 ③4教育・6水・16平和と公正・17パートナーシップ④1貧困・2飢餓・3健康 ⑤5ジェンダー⑥11まちづくり 、と、静岡県立大学国際関係学部との連携、台湾内湖高校との交流を行う⑦英語チーム、静岡県立大学薬学部、食品栄養科学部・生命科学科、経営情報学部と連携して行う⑧県立大チーム に分かれて1年間、探究を行います。チームが決定し、いよいよ本格的に探究が始まります!
「総合的な探究の時間」のページが出来ました。
今年度から「総合的な探究の時間」のページが出来ました。
どうぞよろしくお願いいたします。
今年度最初のお知らせは、昨年度行われました台湾の高校とのオンライン交流会についてです。
昨年1月末に、静岡東高校と榛原高校の生徒が、オンラインを通じて、台湾の高校生と交流しました。
静岡東高校は、台湾の内湖高級中学校(日本の高校に相当します)と交流し、榛原高校は、同じく台湾の台中第一高級中学校と交流しました。
その時の様子が静岡県台湾事務所のYoutube動画に紹介されました。
また、両校の交流の様子をまとめた冊子もできました。添付のPDFファイルを、ぜひご覧ください。
静岡県台湾事務所YouTube動画(冒頭で交流の様子が紹介されています。)